【キャットフード安全チェック】アイムスは口コミが高いが実際はどうなの?成分を徹底検証します

アイムスキャットフードは、カルカンやシーバなども扱う、マースジャパン社が販売しているアメリカ発、オーストラリア産のプレミアムキャットフードです。

アイムスキャットフードは、ライフステージや生活習慣に合わせて多彩なラインナップが揃えられていますが、今回は室内で生活する一般的な成猫用である、アイムス 成猫用 インドアキャット チキン を取り上げます。

アイムスキャットフードの特徴

公式サイトを見ると、アイムス 成猫用 インドアキャット チキンの特徴として6つが挙げられています。

それぞれ見ていきましょう。

① 健康的な体重維持をサポート

食物繊維が満腹感を保ち、運動量の少ない室内飼い猫の健康的な体重維持をサポート。

不溶性食物繊維であるビートパルプが配合されていることで、食物繊維の膨張によって満腹感が得られます。

運動量が少なく、摂取カロリーを抑えたい猫にとっては望ましいです。

② 便臭に配慮

腸管内で臭いを吸着する天然ユッカ成分配合。

健康的で臭いの少ない便になるようにサポートします。

ユッカの成分であるサポニンがアンモニアに結合して、腸で吸収されずに便として排出されるので、便のアンモニア由来の匂いが軽減される効果があります。

ウンチの匂いがきつい猫にとっては嬉しい成分です。

③ 毛玉ケア

天然の食物繊維(ビートパルプ)を配合。

お腹にたまった毛玉が便と一緒に排出されるようにサポートします。

毛づくろいで飲み込んだ毛玉が、胃の中で固まってヘアボールになる前に不溶性食物繊維のビートパルプが絡めて腸に流し、便として排出する作用が期待できます。

長毛の猫や、毛づくろいが念入りでヘアボールができやすい猫にとっては嬉しい効果です。

④ 免疫力の維持

総合栄養食として抗酸化成分であるビタミンC,Eとタウリンを配合。

健康を維持し、免疫力を保ちます。

ビタミンCやビタミンEは、老化やがんの要因にもなるフリーラジカルの作用から守る抗酸化作用があります。

また、タウリンは猫にとっては体内で合成できない必須アミノ酸で、目や心臓の健康に役立ちます。

ビタミンC,Eやタウリンが多く含まれていることは猫にとってもとても望ましことです。

⑤ 健やかな皮膚と毛並み

鶏脂由来のオメガ6脂肪酸と亜鉛の働きで、健やかな皮膚と柔らかな毛並みの健康を維持します。

オメガ6脂肪酸は、皮膚や被毛の状態を良くする働きがありますが、一方で炎症を起こす成分でもあります。

オメガ6脂肪酸だけでなく、オメガ3脂肪酸とのバランスも重要ですが、成分を見ると残念ながらアイムスにはオメガ3脂肪酸は含まれていないようです。

⑥ 下部尿路の健康(FLUTH)サポート

マグネシウムを含むバランスのとれたミネラルの配合により、下部尿路の健康維持をサポート。

猫の下部尿路の問題で最も多いストルバイト結石の原因となるマグネシウムを0.08%と、標準的な低さに抑えられていますので、現時点で下部尿路に問題を起こしていない猫にとっては、十分な予防効果が期待できるでしょう。

下部尿路対策を特徴として唄うのであれば、尿のpHが調整されているのかどうかも、明記してもらいたいところではあります。

アイムスキャットフードの原材料・成分

アイムスキャットフードの原材料と成分を見ていきましょう。

原材料

肉類(チキン、家禽類、チキンエキス)、とうもろこし、植物性タンパク、大麦、油脂類(鶏脂)、タンパク加水分解物、食物繊維(ビートパルプ、オリゴ糖)、ユッカ、酵母、レシチン、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、クロライド、鉄、銅、ナトリウム、ヨウ素、リン)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸、BHA、BHT)、保存料(ソルビン酸)

成分

タンパク質:30.6%以上、脂質:12.6%以上、粗繊維:3.0%以下、灰分:8.0%以下、水分:7.5%以下、カルシウム:1.1%、リン:1.1%、マグネシウム:0.08%、タウリン:0.27%、ビタミンC:180mg/kg、ビタミンE:400IU/kg、オメガ6脂肪酸:2.5%、366kcal/100g

原材料を見ると、最も多いのは「肉類(チキン、家禽類、チキンエキス)」、次に多いのが「とうもろこし」となっています。

原材料表示に、「チキン」「家禽類」「チキンエキス」と書かずにあえて「肉類」とまとめて記載するのは、分けて記載すると一番多く使われている原材料が穀物であるとうもろこしになってしまうのを避けて、印象をよくするための可能性が高いといえます。

とうもろこしはタンパク質源としては生物価が低く、肉食動物の猫にとっては消化にも好ましくありません。

タンパク質源としては肉を多く使われていることが望ましいです。

また、肉類についても「家禽類」という曖昧な表現をしていて、実際には何が使われているのか心配になります。

酸化防止剤・保存剤については、ミックストコフェロールやローズマリー抽出物、クエン酸といった天然由来の酸化防止剤と、BHA、BHT、ソルビン酸といった人工の酸化防止剤・保存剤が使われています。

これらの人工酸化防止剤・保存剤は、発癌性や毒性があることで知られていますが、キャットフードの添加剤としての役割程度の量でしたら全く問題ありません。

しかし、欲を言えば、天然由来の酸化防止剤を使ってもらいたいものです。

アイムスは2016年にリニューアルされましたが、リニューアル前の製品にはこれらの人工の添加物は使われていなかったようですので、変更されたことはとても残念です。

成分を見ると、タンパク質:30.6 %以上、脂質:12.6 %以上となっており、エネルギー源はどちらも標準〜やや控えめで、カロリー含有量も366kcal/100gと運動量の少ない猫にあったカロリーが低めのフードになっています。

アイムスの特徴でも述べましたが、カルシウム、リン、マグネシウムといったミネラル類は抑えられて下部尿路の健康を意識されており、タウリン、ビタミンC、ビタミンEといった抗酸化成分も多く配合されています。

アイムスキャットフードまとめ

アイムスキャットフードは、店頭でもよく見かける有名な製品です。

猫の健康を意識した栄養素が添加されていて好ましい部分がある一方で、最も重要なタンパク質源に良質な肉が使われている量が少なく、原材料に優れたとは言い難いキャットフードです。

比較的安価に購入できる製品でもありますので、価格と相談して選ぶのがよいでしょう。

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