【キャットフード安全チェック】カナガンキャットフードの評判 獣医師に成分や安全性について聞いてみました

カナガンは、多くのキャットフードレビューサイトで高評価を得ている、動物愛護先進国イギリス産の注目のフードです。

多くのランキングサイトでも上位にいるので良いキャットフードなのでしょうが、日本で手に入れるには通販しかありません。

ペット先進国のイギリス産ということで、カナガンは過大評価されている気もしますね。

実際のところ、カナガンは評判通り良いキャットフードなのか成分を検証してみました。

また獣医師にも、カナガンについて確認してみたので参考にして下さい。

カナガンキャットフードの特徴

料金/量 4,622円 / 1.5kg
原料 チキン
原産国 イギリス
カロリー 約384kcal/100g
対応年齢 生後2ヶ月から老猫まで

カナガンはドライフードが苦手な猫ちゃんにもとってもおすすめできるプレミアムキャットフードです。

味も美味しいことが特徴で、猫ちゃん達の食いつきも、非常によいフードとして評判が高いです。

カナガンに変えてから、よく食べるようになったとのクチコミも多く評判です。

公式ホームページには、カナガンの特徴として、3つ挙げられています。

それぞれ見ていきましょう。

(1)とびきりの美味しさとベストな栄養バランス

◆新鮮なイギリス産平飼いチキンを60%以上使用
◆タウリン2,200mg/kg配合
◆穀物不使用(グレインフリー)なので、高タンパク・低炭水化物
◆野菜やハーブも配合されてヘルシー

良質なチキンをたっぷり使用されていることは高評価です。

また、猫にとっては必須アミノ酸であるタウリンもたっぷり含まれており、目や心臓の健康に寄与します。

グレインフリーフードは、高タンパク質・高脂質になるため、カロリーが高い製品が多いですが、カナガンは、タンパク質含有量が37%と、グレインフリーフードとしてはやや低めですので、カロリーも390kcal/100gと控えめになっています、カロリーコントロールはしたいけれど、グレインフリーフードをあげたいという要望の場合にはもってこいです。

(ただし、食が細い猫の場合には、もう少しカロリーが高めの方が望ましいこともあります。)

(2)全ライフステージ対応

◆子猫からシニアまで全ライフステージに対応

高タンパク質・高脂質なので、高齢で運動量が少なく、かつ肥満気味の猫でなければ、全ライフステージに対応できるといえます。

小粒なので、子猫でも問題ありませんが、非常に小さな粒のフードしかどうしても食べてくれないような子猫の場合は注意が必要かもしれません。

また、成猫の場合、ある程度粒が大きければ、食べるときに噛み砕くことで、歯垢・歯石を除去する効果もありますが、小粒の場合その効果は望めません。

そういった意味では、もう少し製品のバリエーションも欲しいところです。

(3)安心・安全のキャットフード

◆人工添加物不使用
◆国際規格「SAI GLOBAL」クラスA取得工場で製造
◆徹底した品質管理
◆産地イギリスから直輸入

管理が徹底されていて好感が持てます。

どんなに良いフードでも、粗悪な業者が扱って、製品が届くまでの間に、高温多湿な環境に長時間置かれてしまうと、賞味期限に関わらずフードが劣化してしまいます。

品質管理が徹底された正規輸入品であることは重要です。

カナガンキャットフードの原材料・成分

原材料と成分を見て見ましょう。

原材料

乾燥チキン35.5%、骨抜きチキン生肉25%、サツマイモ、ジャガイモ、鶏脂4.2%、乾燥全卵4%、チキングレイビー2.3%、サーモンオイル1.2%、ミネラル類(硫酸亜鉛一水和物、硫酸第一鉄水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE)、アルファルファ、クランベリー、タウリン、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニスの実、コロハ

成分

粗タンパク質:37.00%, 脂質 :20.00%, 粗繊維:1.50%, 粗灰分:8.50%, 水分:7.00%, オメガ6脂肪酸:2.99%, オメガ3脂肪酸:0.82%, リン:1.40%, マグネシウム:0.09%, ナトリウム:0.36%, カルシウム:1.58%, カリウム:0.64%, エネルギー(100gあたり)約390kcal

最も多く使われている原材料が「乾燥チキン 35.5%」で、2番目に多いのが「骨抜きチキン生肉 25%」となっています。

猫は完全肉食動物ですので、原材料として質の高い肉がたくさん使われていることが望ましいです。

カナガンは良質なチキンをたっぷりと使っているようです。

原材料に数値で使用量を明記していることも評価できます。

次に多く使われている原材料は、「サツマイモ」「ジャガイモ」となっています。

原材料に麦や米などの穀物を用いておらず、猫にとって望ましいグレインフリーのフードです。

また、クランベリーは、抗酸化作用のあるポリフェノールやビタミンCを豊富に含むだけでなく、尿路感染症を防ぐ効果もあるので、下部尿路に問題を起こしやすい猫にとっては魅力的です。

悪玉菌の定着を防ぐマンナンオリゴ糖と、善玉菌の食源となるフラクトオリゴ糖によって、腸内環境を整える効果もあります。

人工の酸化防止剤は使用しておらず、カモミールやセイヨウハッカ、マリーゴールドといったハーブ類と、ビタミンEが酸化防止剤の役割を果たしています。

これはとても望ましいことですが、カナガンは1.5kgの製品しか製造されていないので、開封後すぐに小分けにして密封するなど、保存方法には注意を払う必要がありそうです。

欲を言えば、容量の小さな製品も揃えてもらいたいものです。

成分を見ると、先述の通り、タンパク質は37%とグレインフリーフードとしてはやや低めです。

ただし、一般的なキャットフードと比較すると非常に高タンパク質で、脂質も20%と高めです。

肉食動物である猫の本来の食生活に沿った成分バランスといえます。

粗繊維は1.5%で、原材料にサツマイモや野菜が利用されている割には低めです。

十分な量ではありますが、便秘気味の猫に限っては、もう少し繊維が多いフードの方が好ましいでしょう。

獣医師に聞いたカナガンの評判

獣医師推薦のキャットフードですが、やはり質の高いキャットフードなのでしょうか?安全性、成分などの面から獣医師としての意見をお聞かせください。

獣医師
ご存知のように、ヨーロッパは過去の狂牛病などの社会問題(病気の牛の肉がペットフードに使われてペットが死亡)から、ペットフードの材料も人間と同様のハイグレードである必要性を学びました。ですから、原産国がヨーロッパである点では安全性が高いです。また、栄養成分に関しては、ヨーロッパは日本と同様にアメリカのAAFCO(Association of American Feed Control Officials)のガイドラインを基準にしており、特に問題はないと言えます。

グレインフリーのキャットフードは猫におすすめなのでしょうか?

獣医師

グレインフリーであることにより、長期間食する場合でも、穀類に対するアレルギーを引き起こすリスクが減る、という利点があります。

また、既に穀類に対するアレルギーを持っている猫には、選択肢の一つとして考慮しても良いですが、獣医師の指示に従う必要があります。

イギリス産となっていますが、海外(ヨーロッパやアジア)と日本の違いはあるのでしょうか?

獣医師
このフードは国産の原材料のみを使用しています。日本国内でイギリス国産の原材料のみを使用しているフードは、現在のところ生産されていません。
また、各国によってペットフードに関する規定や法律が異なる為、健康維持を目的とした範囲内での成分に違いが出てきます。ヨーロッパは、日本と比較するとペットフードに関する基準が厳しいと言われています。

カナガンだけで大丈夫?ウェットも与えたほうがよいでしょうか?

獣医師

カナガンからは、ウエットフードとドライフードの2種類が出ています。基本的にはどちらも総合栄養食ですから、片方だけでも問題はありません。

ドライフードに関しては、水分が不足しがちである為、しっかりと飲水量を観察することが必要です。

また、ドライフードによる歯石予防などが話題に上がりますが、歯磨きに勝るものはありませんので、どちらのフードでも日頃からの歯磨き習慣が重要になります。

値段が高いが、それだけの価値はあるのでしょうか?

獣医師
カナガンのフードは一般的な病院療法食と同じ程度の値段ですから、少し高価であると言えるでしょう。(2018年2月現在、現地イギリスの販売価格の例:1.5kg 18.99£ 約2850円 4.0kg 43.49£ 約6500 円、標準的なサイズの4キロ、5歳の猫の1日当たりの費用は約126円)これは、原材料の良質なタンパク質の量が多く、安価な膨張剤などを使っていないことに由来します。(輸入にかかる輸送コストによる値段の差は、品質とは直接関係ありません。

子猫や老猫にもおすすめできるか

獣医師

猫の消化管は成長とともに消化能力が高まります。しかしながら、どの子猫も同じ速度で能力が高まるわけではありません。

ですから、見合ったカロリー量を与えて完全に消化できるかを判断しながら与える必要があります。

7-8歳を超えて年齢が高くなると、多くの猫は腎臓の機能が低下し始めて、大量のタンパク質摂取が体調を崩す原因になる恐れがあります。

また、臨床症状として何も問題がない場合でも、血液検査によって何らかの体調の異常がわかることもあります。

その為、必ず、健康診断によって異常を認めない、という獣医師の判断があった場合にのみ、このキャットフードを与えるべきでしょう。

肥満気味や病気の猫へ与えても大丈夫ですか

獣医師

まず大前提として、どの健康維持フードも獣医師による健康診断(血液検査、レントゲン、エコーなども含む)により健康であることが証明された猫に対しては、お勧めができます。しかし、肥満気味は既に健康を害しており(運動不足やフードの過剰投与以外が理由の可能性があります)、主治医の指示がない限り与えてはいけません。

また、病気の猫に関しても、主治医の指示に従ってその疾病に見合った療法食のみを与えなければなりません。

カナガンキャットフードは獣医師も推薦している

実際、カナガンキャットフードは公式HPにも獣医師が推薦していると書かれています。

今回質問してみてわかりましたが、安全性については国産と比較しても遜色ない(むしろ良い)レベルのキャットフードと言えるようです。

デメリットとなるのは価格ですが、愛猫の健康を考えれば決して高いキャットフードと一概には言えないでしょう。

猫の健康には、キャットフードが大きく関わっているので、その意味では安心できるキャットフードを選ぶのはご主人の務めになります。

カナガンを実際に与えてみた口コミ

実際に我が家の猫2匹(オス2歳とメス半年)にもカナガンを与えてみました。

オスのハル君は、すぐに興味を持ち気に入って食べていました。

どんなキャットフードでも食べるお利口さんですが、カナガンへの食いつきはかなり良かったですね!

ウンチの臭いも軽減している気がします。

メスのコマちゃんは、最初は新しいキャットフードに様子を見ていました。

臭いを嗅いで問題ない!と判断したようで、ガツガツ食べてくれました。

コマちゃんはグルメで、食べない餌もあるのですが、カナガンは問題なく食べてくれますね。

心なしか、毛艶も良くなっている気がします。(個体差があるのであくまで参考程度にして下さい。)

カナガンはプレミアムキャットフードとして人気が高くおすすめです。

※猫によって好き嫌いはあるので、合わない場合はやめておきましょう。

最高級のグレインフリーキャットフード『カナガン』

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