【キャットフード安全性チェック】オリジンキャットフードを獣医師が分析します

カナダ産のプレミアムキャットフードとして人気があるオリジンキャットフード。

グレインフリーで愛猫の健康を考えている人にもおすすめできるキャットフードとして、猫の餌選びの候補として考えている人もいるのではないでしょうか。

今回はオリジンキャットフードについて、獣医師の先生の意見とプレミアムキャットフードとしておすすめできるかを紹介します。

オリジン キャットフードの成分について

まずオリジンキャットフードの成分は以下になります。

粗たんぱく質42.0%以上、脂肪20.0%以上、繊維3.0%以下、水分10%以下、リン1.1%以上、マグネシウム0.09%以上、カルシウム1.4%以上、リノール酸(オメガ6)3.5%以下、リノレン酸(オメガ3)1.2%以下、タウリン0.25%以上、カロリー:406kcal/100g

我々人間は雑食のため、穀物から肉や魚など満遍なく栄養をとりますが、主なエネルギー源は米や麦などの穀物から得る炭水化物です。

対照的に猫ちゃんは、野生では草食動物を狩ることで食事をとるため、主な栄養源は肉などのタンパク質となり、穀物などはほとんど摂取せずに成長します。

獣医師
逆に、本来必要のない穀物を摂取してしまうと、消化管に負担をかけてしまうことがあります。

「オリジン キャットフード」は穀物や芋類を使用せず、豆類が使用され適切な炭水化物を摂取することができます。

その意味では、オリジンキャットフードはおすすめできるキャットフードの一つと言えるでしょう。

では次にオリジンキャットフードの原材料について見ていきましょう。

オリジン キャットフードの原材料について

オリジンキャットフードの原材料は以下になります。

新鮮骨なし鶏肉(20%)、乾燥鶏肉(15%)、新鮮鶏レバー(4%)、新鮮丸ごとニシン(4%)、新鮮骨なし七面鳥肉(4%)、乾燥七面鳥肉(4%)、新鮮七面鳥レバー(3%)、新鮮全卵(3%)、新鮮骨なしウォールアイ(3%)、新鮮丸ごとサーモン(3%)、新鮮鶏ハツ(3%)、鶏軟骨(3%)、乾燥ニシン(3%)、乾燥サーモン(3%)、鶏レバー油(3%)、鶏肉脂肪(2%)、赤レンズ豆、グリンピース、緑レンズ豆、日干しアルファルファ、乾燥昆布、カボチャ、バターナッツスクワッシュ、ホウレン草、ニンジン、リンゴ、梨、クランベリー、チコリー根、タンポポ根、カモミール、ペパーミントリーフ、ジンジャールート、キャラウェイシード、ターメリック、ローズヒップ、フリーズドライ鶏レバー、フリーズドライ七面鳥レバー、フリーズドライ鶏肉、フリーズドライ七面鳥肉

「オリジン キャットフード」は栄養素を野生本来の自然なかたちに近づけた配合となっており、高品質なタンパク質が40%を占めています。

野生の猫ちゃんは、狩りを行う際に肉だけを剥ぎ取って食べる訳ではなく、動物の骨や内蔵も全て摂取することで必然な栄養素をまかなっています。

一般的な総合栄養食で「野生の狩り」を再現することは難しいため、補えない栄養素は人工物で賄います。

獣医師
しかし「オリジン キャットフード」は、鶏のレバーや心臓・軟骨などの天然の原材料で栄養を補うため、より自然に近い形で猫ちゃんの成長をサポートします。

鶏肉、七面鳥、全卵、天然魚などは人間用の食材が使用されているため、安全性も高いフードとなっています。

タンパク質がたっぷりのオリジンキャットフードは、愛猫の成長にもおすすめできますね。

オリジン キャットフードを猫の餌にするメリット

様々な猫ちゃんの総合栄養食の中には、値段を安くするために品質の悪いトウモロコシなどの穀物でかさ増しされていることがしばしばあります。

獣医師
穀物の割合が多いと、消化管に負担をかけてしまったり、食後の血糖値を急激にあげてしまうため肥満や高脂血症、心臓病のリスクにつながります。

タンパク質メインで成長する猫ちゃんですが、炭水化物も割合としては少ないですが身体には必要な栄養素です。

野生では、草食動物を狩ることによって、その動物が食べた胃の内容物も一緒に摂取していることが炭水化物の栄養源となっていると言われています。

猫ちゃんに多い便秘は炭水化物である食物繊維で解消されることが多いため、適切な炭水化物を摂取することが重要となります。

「オリジン キャットフード」は、炭水化物として穀物を使用していないことだけでなく、血糖値の上昇がゆるやかな豆類が使用されています。

猫ちゃん本来の自然に近づけたかたちで成長でき、病気の予防にも繋がる点がメリットだと言えます。

オリジン キャットフードは子猫に与えても大丈夫?

子猫の餌は気を使いますが、オリジンキャットフードはどうなのでしょうか?

獣医師
歯がしっかりと生え、離乳できた子猫であれば与えてもかまいません。

離乳したてはドライフードになれるまで時間がかかることもありますので、お湯でふやかすなどして与えてみてください。

体重によって与える量が変わりますので、成長していく猫ちゃんの体重計測をこまめにしながら量を変更しましょう。

規定量を食べることができない場合は、他の子猫専用のキャットフードに変更してみましょう。

オリジン キャットフードを与えるのに気をつける猫

健康な猫ちゃんに見合った栄養素が配合され、原材料も病気の予防に配慮され選ばれています。

獣医師
しかし、老齢の猫ちゃんに多い腎臓病は、タンパク質とリンという栄養素が腎臓に負担をかけてしまうため控えなければならなくなり、高タンパク食とは真逆の腎臓病の療法食を選ぶ必要があります。

腎臓病は、初期は症状として出にくく分かりにくいのですが、初期からの食事療法は有効であるとされていますので、血液検査などの健康診断を定期的に行い早期発見し、適切なフードを選択する必要があります。

獣医師が考えるオリジン キャットフードの総合評価

市販のフードの添加物が気になる時、猫ちゃんに新鮮な食材を手作りしてあげようとすると、肉だけでなく、骨や内蔵までを与えなければ必要な栄養が満たされないため、添加物フリーの手作りフードを作ることはとても難しいです。

「オリジン キャットフード」は、野生の猫ちゃんが本来摂取する栄養源を細かく取り入れられ、添加物などの人工物を極力抑え、自然に近いかたちで成長することができます。

成分と原材料にここまでこだわったフードはなかなかないため、健康上問題のない猫ちゃんであればおすすめのフードです。

ただしオリジンキャットフードのようなプレミアムキャットフードが、必ずしも猫にとって最善の餌になるとは限りません。

猫によってはアレルギーがあったり、好みに合わないなどプレミアムキャットフードを好まない猫がいるのも事実です。

できるだけ、かかりつけの獣医師のアドバイスを聞いてキャットフード選びをすることをおすすめします。

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